音楽祭実行委員日記

NAGANO国際音楽祭実行委員会のよもやま話を紹介します。親しみを持って頂けたら幸いです。

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今日は、鹿教湯温泉に近い西内小学校を訪問して、NAGANO国際音楽祭の小学生受講生3人とプロ3人の演奏家の二部構成でコンサートを行いました。
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第一部では、小学生3人のヴァイオリン演奏。伴奏は碓井俊樹先生です。子どもたちは、弦楽器の美しい音色に静かにききいっていました。
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第二部は、プロ演奏家による、楽しいライブでした。ヴァイオリン山内達哉さん、フルート永井由比さん、ピアノ犬飼新之助さんのトリオが、「カノンっていうのは追いかけっこなんだよ」、「ヴァイオリンは何種類の木からつくられると思う?」、「ピアノの下にもぐってみよう」などと、子どもたちの好奇心を刺激しながら、素敵な演奏を聴かせてくれました。
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西内小学校からのお礼として、小学5、6年生で編成した金管バンドが、スタンダードジャズナンバーを2曲披露してくれました。小さな身体から出る迫力のサウンドに、私たち関係者も大喜び。実は、この西内小のバンドは全国大会で入賞してから、あちこちに引っ張りだこ、プロ顔負けなんです。
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帰るときも、教室でリコーダーを練習していた子どもたちが、曲を演奏しながら見送ってくれました。
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関係者全員が喜んだ、感動体験でした
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戸隠神社の中社拝殿に、グランドピアノを運び込み、講演とコンサートを行いました。
第一部では、ストラデイヴァリウスをはじめクレモナで作られたヴァイオリンの形の美しさに魅了され、ヴァイオリンの製作と研究に生涯を費やされている中澤準一氏が、ヴァイオリンの形に隠されたメッセージを解りやすくお話ししてくれました。また、その研究から得た三角定規ひとつでヴァイオリンを設計していく方法を用いて、地元の小学生やお年寄りとともに製作しているヴァイオリンもご紹介して下さいました。とても、小学校3年生が作ったとは思えない美しい姿のヴァイオリンでした。
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第二部では、中澤きみ子先生と水野佐知香先生のお二人がモーツアルトや親しみやすい日本のメロデイーを奏でてくれました。母親でもあるお二人の、やさしい癒しの空気が神社とともに心地よかったです。モーツアルトは交響曲第40番の有名な「ためいき音型」と言われるフレーズを弾かれましたが、もの哀しいメロデイーを楽しそうに弾く水野先生のお顔が印象的でした。
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第三部は、ニューヨークのイーストマン音楽学校教授のオレグ・クリサ師と奥様でピアニストのタチアーナ・チェキーナさんの演奏でした。ロシアご出身のお二人は、やはりロシアや東欧の作曲家が書かれた曲が似合うようです。特にアンコールで演奏された「ロマンス」という曲は、題名から推測すると恋の曲なのでしょうが、ドラマテイックに喜びと困難が繰り返される恋のようでした。恋というテーマでも、人生の奥深さをあらわそうとする作曲家もいれば、嬉しい楽しいと幸せいっぱいに表現する作曲家もいたり、面白いです。大事なのは恋をしないより、することでしょうね。
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今年の音楽祭の新たなる試みとして、これまでは本格的なマスタークラス一種類だったセミナーに、ビギナーコース、日帰りコースなどのお気軽に参加できるレッスンを用意しました。楽器にはじめて触れるという人にもこの音楽祭に足を運んでもらい、良質の音楽や楽器との出逢いの場になるようにと考えました。そのような敷居を低くしたイメージがよかったのか、ビギナークラスにも何人かの申込がありました。
ビギナークラスでは、基本を大切に指導されていました。このレッスンでは、飯村先生はボーイングのときの手首の動きをチェック、「アップのときは、ここから、糸で吊り上げられるように、こう動くの…、やってみて」とわかりやすくやさしく指導してくれました。
たぶん、最初に「いいクセ」をつけてしまえばいいんですよね。一度ついた悪いクセを後から修正するのは大変ですから。ビギナーだからこそ、我流に走らず、きちんとした指導が大切なんだなあと実感でした。
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いよいよ、2006年のNAGANO国際音楽祭が開幕しました。

今年は昨年よりも大勢の受講生をお迎えします。マスタークラス以外に、日帰りコースやビギナークラスを用意したことで、気分的にも間口が広がったのだと思います。

開校式のあった今日は、希望者を募ってセミナー会場より程近い開眼寺禅堂へ移動し、坐禅体験を行いました。15名の参加がありました。みなさん、しっかりとした姿勢で坐られ、とてもレベルの高い坐禅会となりました。各自、禅堂での静かな時間を過ごし、明日からの集中セミナーへそなえて充分に英気を養ったことtでしょう。禅は音楽に限らずすべてに通じる法です。参加者のとても熱心な姿勢をみると、毎年継続していく責任を感じました。
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坐禅会後はホテルへ戻って、懇親会がありました。1年ぶりに再開した講師陣と握手を交わしご挨拶。同じ頭をしたチェロのマイケルとは、たどたどしい英語で禅について話しをしました。フランス生まれウイーン育ちのマイケルと日本人の坊さんが英語でコミュニケーションをとりました。
オーストリアでも禅はできるそうで、非常に関心を持たれているそうです。ヨーロッパの演奏家の間では、オイゲン・ヘリゲルが書いた「弓と禅」が読まれているとのこと、マイケル自身も読んだそうです。確かに禅と演奏と通じるものは大きいと感じます。演奏家たちはそれを感じていたのですね。来年こそは、マイケルも禅会に参加を。
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(写真は昨年の講師挨拶でのマイケル。衣を着せたら似合いそう…)
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