音楽祭実行委員日記

NAGANO国際音楽祭実行委員会のよもやま話を紹介します。親しみを持って頂けたら幸いです。

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第12回NAGANO国際音楽祭が8月に開催されました。
今年はヴァイオリンコンクールも開催され、優勝者には大変な名器が貸与されました。

NAGANO国際音楽祭ホームページのボランティアスタッフ募集のよびかけに、通訳で応募の方が寄稿してくださったので掲載させて頂きます。


 “I wish all your best!”
自分が通訳をしていたオレグ・クリサ先生は、レッスンの終わりにいつもこう言います。
「頑張って!/健闘を祈る!」という意味なのですが、生徒さんはこの言葉をかけられるとみんな、充実感や決意のこもったいい笑顔を見せてくれます。そのとき、通訳の自分はその言葉をあえて訳そうとはしないのですが、次第に自分も
”All your best!”と心の中で呟くようになりました。
 本年12回目のNAGANO国際音楽祭ですが、自分にとってこの音楽祭に関わるのは今回が初めてでした。個人レッスンでの通訳の他に、海外からいらしたオレグ先生の付き添いや事務局スタッフとして音楽祭運営の手伝いをしました。なかでも印象に残ったのはやはりレッスン通訳で、いかに生徒さんが真面目に、一生懸命にレッスンを受けているか、いかにオレグ先生が丁寧に、そして熱心に指導しているのかを見ることができました。そんな姿を見て、
「自分も生徒さんの力になりたい」
「自分も通訳や英語の勉強を頑張らなければ」と思うようになりました。
 オレグ先生のレッスンは生徒さんたちからとても評判が良いようでした。何より先生は物腰が柔らかく、どのレッスンでも生徒さんの良いところを最大限褒めていました。ただ、もちろん直すべきところは細かく指摘し、重大な間違いは厳しく接します。個人的に良いなと思ったのは、先生がよく言う「もし自分(受講生自身)のやり方のほうが好きだったら、(先生が教えた方法に)変えなくてもいいんだよ。」という言葉。レッスンというと、先生の言うとおりにしなくてはいけないと思いがちです。しかし、いや、だからこそ、オレグ先生は生徒さんにもっと主体的に考えるようにと促しているのではないかと思うのです。
 この一週間で自分は大きく成長しました。通訳としての知識、経験が増えたことはもちろん、音楽家として、そして人間として素敵な方々に出会い、大きな刺激を受けました。このようなすばらしい機会を与えてくれた音楽祭運営スタッフ、講師の方々、生徒のみなさんに感謝したいです。本当にありがとうございました。

小辻 太一

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